2010年 03月 30日
病気の事・2 |
久々にアクセス解析を見たら、検索ワードにコルトの病気の名前が何件かありました。
それに今日は、空耳かもしれないけれど、私を呼ぶ時のコルトの「きゅんきゅん」と鳴く声が初めて聞こえました。
前回から時間が空いてしまいましたが、記録としてやはり書いておこうと思います。
1についてはこちらで。
今回は「血小板減少症」についてです。
最後に闘った「エバンス症候群」については、また次の機会に書こうと思います。
「免疫介在性不溶貧血」の完治後
2006年の8月8日、朝起きたら、何だかコルトの表情がおかしい。
よく見ると、左目が充血し眼球自体が腫れている様に見えました。
「コレは絶対におかしい。大変な事になる。」
そう感じてすぐに病院へ。
その頃通っていた病院の先生は眼科がお得意でした。
すぐに眼圧を測ったところ、数値が異常に高く、緑内障を起こし失明しているかも、と言われました。
でも、原因がはっきりせず、待合室でコルトを抱っこしながら血液検査の結果を待ちつつ、
これからどうなるのだろう、と漠然とした不安が広がっていました。
数分してふと見ると、コルトのお腹に紫斑が出始めていました。
「免疫介在性不溶性貧血」の時にも出ていた症状です。
慌てて先生に伝え、検査結果を見てみると、血小板の値が0と出ていました。
(後から知りましたが、数値0とは「全く無い」ではなく、「機械が認識出来るきちんとした形のモノが無い」という状態だそうです。劇的に少ない、には変わりありませんが・・・。)
その時の診断は、「突発性血小板減少症」。
その日からまた、血液検査の結果を見ながらのステロイド投与治療が始まりました。
10日後、検査値が正常値に戻り、少しずつ薬の量を減らしていったところ、
またコルトの具合がおかしくなり、数値は0に。
8月24日・血小板の数値15、薬の量を増やしていき9月20日には正常値。
その後、数値も上昇し安定していきましたが、10月30日、また数値が0に。
皮下出血も始まりました。
2日後も0。投薬量を増やし、治療。
週に数回通院し、血液検査を繰り返す日々が続きましたが、
11月22日、やっと薬を切ることが出来ました。
3ヶ月半の治療。
この頃の事は、今でもはっきりと覚えています。
文字で書くと短い様ですが、数値を見ては一喜一憂の日々でした。
長期に渡りステロイドを投与したのに肝機能に問題は出ず、「ステロイドに強い子」と先生から言われました。
それは、小さい頃から飲んでいたサプリメントのおかげだと今でも思っています。
生まれつき血管が細いコルトの血液採取は、本人も先生も毎回大変でした。
コルト、痛かっただろうと思います。
コルトはこの時12歳でしたが、ほんとにほんとに強い子で、とても頑張り屋さんでした。
今遠くで頑張っているお友達や闘病中の沢山のわんこにゃんこ達みんなの、回復を祈っています。
それに今日は、空耳かもしれないけれど、私を呼ぶ時のコルトの「きゅんきゅん」と鳴く声が初めて聞こえました。
前回から時間が空いてしまいましたが、記録としてやはり書いておこうと思います。
1についてはこちらで。
今回は「血小板減少症」についてです。
最後に闘った「エバンス症候群」については、また次の機会に書こうと思います。
「免疫介在性不溶貧血」の完治後
2006年の8月8日、朝起きたら、何だかコルトの表情がおかしい。
よく見ると、左目が充血し眼球自体が腫れている様に見えました。
「コレは絶対におかしい。大変な事になる。」
そう感じてすぐに病院へ。
その頃通っていた病院の先生は眼科がお得意でした。
すぐに眼圧を測ったところ、数値が異常に高く、緑内障を起こし失明しているかも、と言われました。
でも、原因がはっきりせず、待合室でコルトを抱っこしながら血液検査の結果を待ちつつ、
これからどうなるのだろう、と漠然とした不安が広がっていました。
数分してふと見ると、コルトのお腹に紫斑が出始めていました。
「免疫介在性不溶性貧血」の時にも出ていた症状です。
慌てて先生に伝え、検査結果を見てみると、血小板の値が0と出ていました。
(後から知りましたが、数値0とは「全く無い」ではなく、「機械が認識出来るきちんとした形のモノが無い」という状態だそうです。劇的に少ない、には変わりありませんが・・・。)
その時の診断は、「突発性血小板減少症」。
その日からまた、血液検査の結果を見ながらのステロイド投与治療が始まりました。
10日後、検査値が正常値に戻り、少しずつ薬の量を減らしていったところ、
またコルトの具合がおかしくなり、数値は0に。
8月24日・血小板の数値15、薬の量を増やしていき9月20日には正常値。
その後、数値も上昇し安定していきましたが、10月30日、また数値が0に。
皮下出血も始まりました。
2日後も0。投薬量を増やし、治療。
週に数回通院し、血液検査を繰り返す日々が続きましたが、
11月22日、やっと薬を切ることが出来ました。
3ヶ月半の治療。
この頃の事は、今でもはっきりと覚えています。
文字で書くと短い様ですが、数値を見ては一喜一憂の日々でした。
長期に渡りステロイドを投与したのに肝機能に問題は出ず、「ステロイドに強い子」と先生から言われました。
それは、小さい頃から飲んでいたサプリメントのおかげだと今でも思っています。
生まれつき血管が細いコルトの血液採取は、本人も先生も毎回大変でした。
コルト、痛かっただろうと思います。
コルトはこの時12歳でしたが、ほんとにほんとに強い子で、とても頑張り屋さんでした。
今遠くで頑張っているお友達や闘病中の沢山のわんこにゃんこ達みんなの、回復を祈っています。
by colaby
| 2010-03-30 01:36
| 病気のこと